身体(karada) hack

「治してやる!」 から 「なんか治っちゃう」へ

そして仮説へ その3

 こんばんわ。karada89です。

 
 
 
 「そして仮説へ その2」では、
 
 回復力を発揮させるために、その大元を調整する理論は東洋医学以外の理論に求めたほうがいいのでは?
 
 というものでした。確か。
 
 
 
 今のところ、頭のなかでああなんじゃないか、こうなんじゃないか、と模索中でして、仮説というほど納得いくような形になってないので、完成を論じきる事はできません。ただあくまでもイメージとしてはあるのでゆるく書いてみます。
 
 
 まず、回復力というのを信じます。過信するくらいでいいと思います。回復力というのが全てで、本当は全てが何もしなくても治っていきます。という設定です。
 
 回復力といってもその人自身の身体単体だけではエネルギーはたかが知れてるんじゃないかと感じます。もう自分の身体が持ってる力だけでは回復できない。
だから他のなにか手助けが必要なんじゃないか。違うエネルギーが必要なんじゃないかと思うんですね。
 
 少し話はずれますが、たとえば植物。野生の植物ってなんであんなにたくましくて艶があるんですかね、って思いませんか?同じ植物を部屋で育てると、どんなに綺麗に育てても外で育ったものに比べて弱く感じますよね。
 科学的根拠はわかりませんが、外に流れてるエネルギーってすごいパワーを持っていると思います。生き物はその恩恵を受けていると思うし、影響もされると思います。
 生き生きしてる生き物って、きちんとそういうものが自分の中を流れているんじゃないかと思うんですよね。
 逆にいうとそういうエネルギーがうまく自分のなかに流れてなかったり取り込めないと回復力って発動してもすごく弱いんじゃないかと感じます。
 外からのエネルギーが入ってこないと、身体も弱いですが心も弱くなるんじゃないかなと。まあ 心=身体 だと思いますのでどっちにしても弱くなると思います。
 
 きっと野生の強さを手に入れるってそんなに大変なことではないような気がするんですよね。
 世間ではいろいろ健康法がありますがきっとそんなややこしい事ではない気がします。なぜかというと治療者側からすると、すごく治している人ほど治療に手数をかけないからです。あれこれ真剣に頑張って、気合入れて、精魂尽き果てて治療するけど、治療効果が長続きしないって事のほうがざらにある。
 
 なにをどうすれば回復力がきちんと発動するのか・・・。というのを考えたときに、どうすれば身体が外のエネルギーをきちんと取り込めるのか、という方向性が自分の中で芽生えました。
 
 エネルギーの種類とか名称とかそういうのは全くわかりません。ただ「なにか大きいエネルギー」が外界には存在して常に流れ続けてる様な気がしますしそうであってほしいと思います。
 
 治療においてその「なにか大きなエネルギー」が身体の中を流れるのを邪魔してるものを取り除いて上げることができれば…
 
 果たしてそれは何なのか、正直なところわかりません。ただ脊髄神経や脊柱という身体の中心部分というのはそういうエネルギーとなにか関連があるのではないかと感じています。
 
 
 

 

治療のしくみ・技術に関して その2

 

 こんばんわ。karada89です。

 

st(スティッキー)・・・右手のセンサーを異常部位にかざしたとき左手のテスター滑りが悪くなる。

sm(スムース)  ・・・右手のセンサーを異常がない部位にかざしたときは左手のテスターの滑りは悪くならない。もしくは滑りがよくなる。

 

 

 入江式 FT の基礎、診断と治療の話です。

 法律上、漢方薬を私は使用できないのであくまでも鍼灸治療での診断になります。薬物を使う人も下記の流れに沿って応用できるようになってます。ただ薬物を使う診断の詳細説明は今回省いてます。

 

 さて、 FT というのはあくまでもハードウェアであって、ソフトウェアがないと意味をもちません。この場合ハードウェアは FT で、ソフトウェアは東洋医学になります。

 

 東洋医学といっても歴史の推移とともに変化がある様です。古代中国のその時代により内容に変化があります。私が習ったのは古代中国でも最も文化、そして文明が繁栄発達したといわれる 漢 の時代の頃のソフトウェアを利用したものみたいです。それを漢方医学と呼ぶことにします。漢字もそういういみではこの時代に作られたものなのかな。イメージ診断にも使えるしね(イメージ診断については後述します。)

 現代では中医学と呼ばれるものがありますが、作家の故・司馬遼太郎さんいわく。

 「理論が先行しすぎて臨床にあわなくなっている。」

ようなことを書いてあった気がします。違ってたらごめんなさい。

 

 能書きはいいか。次ぎ行きます。

 

 医学には違いないので臨床では

 

     ・診断(検査)

    ・治療

 

から成り立っています。当然ですね。

西洋医学と東洋医学の決定的な違いというのは、個人的には 「 流れ  を診れるか診れないか、そしてそれに効果的にアプローチできるかできないかというとことです。

 血液の流れ、リンパの流れ、気の流れ、電気の流れ・・・

 

 そいういう流れがうまくいってないところに異常が発生します。流れてないものを流れるようにしやすい医学、というのが個人的には漢方医学東洋医学)なのかなと。

 

 で、診断です。あくまでも入江式 FT を使ったものになります。

 

  1.  手掌診
  2.  脈診(臓・腑・経別・経脈・経筋・奇経)
  3.  腹診
  4.  経脈診・兪穴診・募穴診・経穴
  5.  愁訴診
  6.  脊柱診

 この他に詳細は省きますがテクニックとしてイメージ診断というものがあります。音素や文字、絵・色などを使います。身体というのは不思議で、音や文字などに共鳴したり反応したりするのです。耳を塞いで目をつぶっても反応します。

 

 講習会では風邪のスパイラル図を使って風邪の診断を優先して診る事もありますね。まあこの話には深入りはせずに次に行きます。

 

 大事なのは上記の1~6ですね。

 流れとして、手掌診で身体を左右と上・中・下に分けて、そのどこにメインの症状があるのかを判別。

 次に脈診でどこの臓・腑、経別・経脈・奇経もしくは経筋を優先して治せばいいのか。

 脈診の結果と腹診・背診が一致しているかを確認。

 そして具体的に治療ポイントを探しにかかる 4 の診断。

 治療ポイントに刺激をして症状がどう変化しているかを診るために 5 の愁訴診。

 仕上げに異常な脊柱がないかを診る(6)。

 

 最後に1~6が全て sm になっていること。プラス、百会・壇中・大腿部前面・肩関節前面が sm になっていること。

 この状態を目指します。

 1~6が行われると身体の状態は熟睡しているのと同じような状態に近づくみたいです。つまり回復力が治療終了時点で最大に近づくということです。

 

 かなり大雑把ですが流れはこうです。これに加え、気の状態を判別するために磁石を使用します。N極・S極を使って気の状態が 虚 なのか 実 なのかを判別します。

 

 治療は 虚 には 補、実 には 瀉 です。

 

 鍼灸治療上、直接的な刺激は 経穴 という 「点」 か、 経脈・経筋 という 「線」 に対してなので、実際の 補 と 寫 という刺激の使い分けもその 「点」 と 「線」 の虚実を診断し、その結果に対して行われます。

 虚実の診断は、病態の把握をするため、またそれを解析して患者さんに伝えるために刺激部分だけではなく、1~6においても正しくしておくべきです。

 

 診断を詳しく書くのは大変なので、詳細は正書を参照してください。

 ・臨床 東洋医学原論 入江FTによる診断と治療  入江 正(いりえ ただし) 著

 ・漢方治療原論 入江FTによる診断と治療  入江 正(いりえ ただし) 著

 

 

 

 

そして仮説へ その2

こんばんわ。karada89です。

 

st(スティッキー)・・・右手のセンサーを異常部位にかざしたとき左手のテスター滑りが悪くなる。

sm(スムース)  ・・・右手のセンサーを異常がない部位にかざしたときは左手のテスターの滑りは悪くならない。もしくは滑りがよくなる。

 

 《 FT を使用した治療で、診断部や患部の st を sm にする。そうすることで主訴や不定愁訴がとれる。また、改善できる。

 しかし この治療の前提である 「異常な個所に st 」 を検出できないことがある。それはなにかが回復力の発動を弱めていたり邪魔していたり混乱させている可能性があって、治る力と悪くする力の喧嘩が起きていない。

 なので患者さんの主訴部にきちんと st が検出できるように下ごしらえをする。つまり回復力を発動させる、強める、つまり喧嘩をするエネルギーを持たせることが必要なのでは。

 そしてそれを治療者側の技術でなんとかしたい。》

 

 前回までをまとめるとこんな感じでしょうか。

 

 回復力を増幅させるというヒントは実は色々あります。

 

 ・東洋医学では 腎の気(先天の気・骨気・精気)、胃の気(後天の気・水穀の精微・)など

 ・冷え取り医学では内臓に溜まっている冷えと毒が症状の原因で症状は毒出しの結果。

 ・カイロプラクティックでは脊柱のサブラクセイション

 ・オステオパシーでは脳脊髄液の循環や頭蓋骨・脊柱・仙骨などの揺らぎや一時呼吸

 ・神道などでは気のエネルギー以外に「霊」のエネルギー、さらに強いエネルギーで

  「神」があります。気が家庭用電気なら神は高圧電線などの強力なエネルギーレベル。

 ・神社や遺跡などパワースポットといわれるところ。

 

 あくまでもヒントであってこれを FT でどうにかするとなると、いろいろ問題がある。そもそも FT が捉えているものってなにかわかりません。前にも書きましたが、気なのか、電磁波なのか、波動なのか・・・。ただ何かを捉えているとしかいえません。なのでいろいろなものを捉えるという前提で勝手に話をすすめます。というかそうするしかない。

 

 東洋医学的なヒントで考えた時、腎と胃の強化というのがわかり易かったですね。腎の気と胃の気が混ざったものが人体を栄養する元の気になるからです。腎は冷えにすごく弱くお灸が必要な人があふれかえってます。冷えがない人はないという冷えとりの理論とも併用できそう。最初は腎や胃に関連する所にお灸をしたりしました。その際に患部になかった st が出現したりしました。ただ出現しない時もありました。またお灸のポイントもでたりでなかったりで。

 「冷えの反応がいつもここにでてる」

 「患部に st がないときは必ずこのポイントに刺激する。」

というものを期待したので、今のところ、腎と胃の気から回復力を増強させる、という試みは満足していません。臨床では使える形になってません。

 

 パワースポットに患者さんを行かせるというのも、悪くはないですけど患者さん任せですし、なにより効果が未知数すぎますし、もはや患者さんに治療と捉えていただけないので却下。

 

 それでは脊柱や脳脊髄液、または神道?などのヒントから考察していくべきか…

 

 もちろんそこにもヒントはあると思ってます。ただ、そうなってくると、自分の中では東洋医学的な考えだけでは収まらなくなってしまいます。いや、むしろそうなってくるのが自然なのかも。

 私の知人は本当に背骨の調整だけであらゆる疾患を治してます。逆に鍼だけで病気を治す人もいますし。もう色々です。

 

 とにかく本来の回復力を呼び覚ますには何がいいのか。それも手間があまりかからないやり方で。そういうものを実現するには何をヒントにするべきか。

 そう考えた時に、東洋医学に固執する事はないんじゃないのかと感じ始めました。

 東洋医学ってバランスの医学なんですよね。シーソーの傾きを治すみたいな感じ。右が上がったら、右を下げて左を上げる。左が上がったら、左を下げて右を上げる。そうやってバランスを治療によってとってあげると症状が治っていく。

 でもですね。もっと考えると、バランスをとるって本当は身体が勝手にとってるはずなんですね。バランスが崩れたのを自分で元に戻すのも回復力によるんじゃないかと。回復力さえあれば傾いたシーソーは勝手に水平になるんじゃないかと。

 だから回復力の大元を治療できる理論があるとしたら、それは東洋医学の理論ではないのではないかと。

 

 そう考えが変わりはじめました。

 

 

 続く……

st(スティッキー) とは何なのか その5。そして仮説へ その1

こんばんは。karada89です。

 

st(スティッキー)・・・右手のセンサーを異常部位にかざしたとき左手のテスター滑りが悪くなる。

sm(スムース)  ・・・右手のセンサーを異常がない部位にかざしたときは左手のテスターの滑りは悪くならない。もしくは滑りがよくなる。

 

 

 同じお題にもう大分飽きてきたところだとおもいます。

 

 なんでこんなにしつこく書くのかというと、 FT を使用する以上、臨床では stや sm という反応が治療の完成度の大事な判断基準の一つであり、施術をするにあたって生命線といってもいい程だからです。 

 

  

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 たとえばお掃除をするにしても、判断基準というのは綺麗になったか、汚いままなのかということですよね。床に鼻をかんだティッシュが一つ落ちていたら、それを拾ってゴミ箱に捨てれば床のティッシュはなくなりますね。

 基本的にはティッシュがそこにあって汚いなあと感じていれば st で、かたづけてなくなれば sm ということです。

 

 ただここで問題があります。

 

 ティッシュが落ちていても汚いと感じなければ、それは st ではないんです。

 もしくは片づける気がなくても st ではないんですね。

 

 少し極端な言い方に聞こえますが、そういうことなんです。

 

 例えば・・・

 今日は会社で嫌なことがあって、帰って掃除する気が起きないやー。昨夜の洗い物もしてないし…。もう今晩は色々サボちゃっお。

 そんな身体の状態のときは FT をすると st を感じにくい時があります。

 逆に

 今晩は彼女がうちに来るぞー!あ、やべー!こんな部屋じゃ嫌われちゃう!いつもより念入りに掃除しておかなくちゃ…

 てな状態のときは綺麗にするやる気が起きてるので st が割りかし強くでます。

 

 なんとなく分かりますか?

 

 身体が病的なのに身体自身が何らかの理由で十分な回復力を発動しない、もしくはできない事があります。身体の中が汚くて掃除をしなくてはいけないのに身体がやらない時、やれない時、やる気がない時があります。

 そんな状態の時に痛いところや辛いところを FT で調べても、本当は st が感じとれる筈なのになんで sm なんだ?ということがよくあります。ありすぎます(私だけかもしれませんが)。

 

 どうにかその回復力が発動してない身体に回復力を発動させたい。掃除をする気がない身体に掃除をする気を起こさせたい。その方法はないものか。

 ・どのようなことをすれば回復力を発動させることができるのか。

 ・つまり、どのようなことをすれば患部に喧嘩を起こさせることができるのか。

 ・どのようなことをすれば患部に st な反応を起こすことができるのか。

 ・それを施術者の技術でできないものだろうか。

 

 

 そのようなチャレンジをしていきます。

 

 続く・・・

 

st (スティッキー)とは何なのか その4

  こんばんわ。karada89です。

  

st(スティッキー)・・・右手のセンサーを異常部位にかざしたとき左手のテスター滑りが悪くなる。

sm(スムース)  ・・・右手のセンサーを異常がない部位にかざしたときは左手のテスターの滑りは悪くならない。もしくは滑りがよくなる。

 

 お話は続きます。

 

 前回は、

 

 回復力が強くなれば体から出てくる反応がシャープになり、FT でより体の情報を検出しやすくなるのではないか。

 回復力を高めるというのは実のところ若返らせるということなんじゃないか。

 

 ということを書きました。

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 大それた事をしてるなあ、こんなことを書くなんて・・・

 

 

 まあ気にせずいきます。

 

 

 

 以前チラッと話題にだした「冷えとり健康法」

 

 

http://www.rigakukikou.com/hietori.htm

 

 

 治る力を強める健康法です。

 

 理論自体に無理がなく、実践においてもあまり人を選ばない(選ぶかも)。そして継続にコストがそこまでかからない。

 

 個人的には一番優れてると思うのは自己責任というところだと思ってます。

 

 

 この理論をまんま FT と組み合わせられればいいのですけどね。

 

 

 

 話は変わりますが東洋医学だとですね、どうやら人は本来生命を全うすれば、寿命は125歳だそうです、確か・・・。

 

 ただ、人は生活上で生命力を浪費するので125歳から悪いことをした分差し引きされるそうです。

 

 きちんと自然の摂理を理解し、欲を抑え、生活を慎めば125歳の寿命に近づくらしいです。

 

 本来の寿命に近づくためのやり方がこの冷え取り健康法に書いてあると私は思っています。

 

  本当は回復力(生命力でも自然治癒力でも呼称はなんでもいいです)というのは、みんな一様に優劣なくあるのです。その回復力を無駄遣いしてるんですね。無駄な部分で回復力がつかわれているから、いざ肝心な時に必要十分な回復力が現場に向かわないのです。

  

 

 

 本来ならば医者とか治療家とかこの世に必要ないはずなんです。元々体に修復機能が付いてるんですから。

 じゃあなぜ必要なのかというと簡単な事で、その患者さんの回復力なり修復機能が追いつかなくなってるからなんだと思います。

 後はそもそも医者に行く必要がないけど、今の症状をとりあえず取り除きたくてかかるんだと思います。

 

 医者の本来の役割は冷え取り健康法にも記載されているとおり(進藤先生の講演録に記載されているだけかも)身体が自分の力で病気や症状を克服できるように導いてやることなんですよね。そのために目前の症状を少し和らげてあげて普段の生活上の改善方法を提示する。あくまで理想ですけどね。

  

 現在は症状を止める治療法はかなり発達したと思いますが、やはり自分で治る身体にする治療法というのは数少ない気がします。

 

 それを歴史上実現してたんじゃないかと個人的に思っているのが今のところ、古代の医学であったり、現代では上記の冷えとり健康法なんじゃないかと。

 

 続く・・・

st (スティッキー) とは何なのか その3

こんばんわ。karada89です。

 

st(スティッキー)・・・右手のセンサーを異常部位にかざしたとき左手のテスター滑りが悪くなる。

sm(スムース)  ・・・右手のセンサーを異常がない部位にかざしたときは左手のテスターの滑りは悪くならない。もしくは滑りがよくなる。

 
前回からの続きです!………
 
         ……………ちょっと疲れた。
 
 

 

 

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  もう少し回復力っていうものを根っこからとらえる、ように考えてみたいと思います。

 

 生き物って生きている以上、回復力って絶対ありますよね。ただ、強い弱いは個体によって違うと思いますし、年齢でも違うとおもいます。

 

 極端ですが回復力ってお年寄りと成長期の子供だったらどちらが旺盛か。

 

 聞くまでもありませんよね。

 

 日々の治療で治りやすいのは高齢者よりは若い人のほうが治りやすいです。想像に難くないですね。

 

 治る力が強いんでしょうね、特に子供なんかは。ただ免疫などの獲得が少ないので一見弱そうには見えます。

 しかし子供の疾病って、ものにもよりますが、わっ!と症状が出て、ギャーっ大変だあ!ってなったかと思うと、スカッ!と治ったりしませんか?

 

 治る力が強いから悪くする力と激しいぶつかり合いの喧嘩が起きますが、あっという間にやっつけちゃうイメージ。短い時間で激しい喧嘩が起きる。それだけに症状も激しく出るので周りの大人は心配しちゃいます。

 

 お年寄りなんかはインフルエンザなどに罹ろうものなら、いつまでも何かしらの症状を引きづることが多いです。症状は激しく出ないけども(でることももちろんあります)後を引く。

 

 

 若い人の方がエネルギーがあるわけです。エネルギーがあるといろいろなことに反応します。治療の話だけでなく、たとえば好奇心だってエネルギーが多い人が持ちやすいと思うんですよ。逆に疲れてるといろんな興味が失せますよね?

 

 喧嘩だって若い人の喧嘩の方が激しいわけですし。これも疲れてたら喧嘩そのものを回避したくなりますよ。

 

 ここで言いたいのは、子供とかお年寄りとか年齢のことではなく、エネルギーやパワーのことです。すなわち治る力が旺盛なのか衰弱してるのか。

 

 その強弱によって体の中での喧嘩の様相も変わってくるのではないのか。つまり治る力が強ければ強いほど体の中の反応がよりハッキリと検出できるんじゃなのか。逆に治る力が弱ければ弱いほど体から出る反応はぼやけてしまうのではないか。

 

     体を悪くする力に対して、治る力が力強く素早く退治しにくる。

 

そんなパワー溢れる体にすることが可能なのか。若返ることができるわけはないし。

 

 しかし、ある意味やろうとしてることは若返りなんじゃないのかとも思うし、それを目指すことで患者さんの身体が治る力が増すのではないかと考えます。

 

 結果、FT での検出もしやすくなる、はずである。

 

 

 ・・・まだ続く

 

     

st (スティッキー) とは何なのか その2

 こんばんわ。karada89です。

 

st(スティッキー)・・・右手のセンサーを異常部位にかざしたとき左手のテスター滑りが悪くなる。

sm(スムース)  ・・・右手のセンサーを異常がない部位にかざしたときは左手のテスターの滑りは悪くならない。もしくは滑りがよくなる。

 

 

 身体が治ろうと喧嘩をしてる場所を FT にて調べると、st の反応を得ることができる。以前そんなエントリーを書きました。

 

 センサーで情報を取得し、テスターに異常として感じられるわけです。

 

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 その st を効率よく消去して症状を消してあげるのが、現在(今のところ)わたしが行っている

             

            入江式FT を使用した 東洋医学的治療

 

になります。

 

 

 この st を sm にする。というのがすごく自分にとってわかりやすく、魅力的に思えました。

 腰が痛いなら腰の st を消せば治る。

 胃が痛いなら胃の反応点の st を消せば胃痛が治る。

 風邪をひいてるなら風邪の st を消せば治る。(ここでいう治るは症状をなくすということ)

 

 患者さんに「痛みはどうですか?」と言葉で確認する前に、治っているかどうかを予測できます。患部を sm にしてから自信をもって痛みの確認をできる!はずだった・・・

 

 

 

 だがしかし!駄菓子菓子!

 

 

 このstというのが感じ取ることができないのに症状がある。患部にstを検出できないのに、症状を聞くと痛いという人がかなり多い。患者さんは右ひざの内側が痛いという訴えなのに、その患部にFTをしても反応が出ません。これには不安を覚えました。

 

 もしかしたら自分の技術不足が原因なのかもと当然考えるわけです。はたまた技術ではなくわたしの体調不良によるものかなとも思いが馳せます。

 

 いろいろ治療しましたが、かなりの数で痛いところに st を検出できない!

自分には治せないのか?この技術の習得は私には無理なのか?という不安との闘いでした。

 

 stをsmにするのが治療であり正解であり指標なのだから、そもそも患者さんの訴えのとおり患部に st がないと困るんですよ。 患部を FT して sm なのに痛みがあるんじゃ話が違うんですよ!

 

 そもそもの大前提を覆された気分れす。心が折れそうでした。いや、折れてた。

 

 

 st とはなんなのか! 本当にそんな気持ちでした。

 

 

 

 もう少し根本にかえって考えるべきか・・・

 

 

 続く・・・