FTと東洋医学 その3
こんばんわ。karada89です。
前回は、陰陽論のお話でした。
虚と実、補と寫 などなど
陰陽論の続きをなんとか説明していきます。
天気予報で前線が配置されているのを見ます。詳しくはわかりませんが、温かい空気と冷たい空気が重なると前線が出来上がるっぽいですね。そしてその温度「差」があるほど前線での天気は悪化したりします。
あるフィールドにそういう「差」ができると、その差からできるエネルギーを放出するためにいろんな現象がおきます。
いつかのエントリーで st とは 喧嘩である。
みたいなことを書きました。
人間の場合、その喧嘩もお互いの考え方や思いの「差」があってみたりして喧嘩になるわけで。
それをぶつけあうから喧嘩になってエネルギーを放出する。
仮に体の中にそういう差ができると、悪くする力と治す力がぶつかり合った時に疾病が発生するわけです。
西洋医学だとこのぶつかり合いの結果(症状)に対して薬物などでふたをしてしまったり、力づくで喧嘩をやめさせてしまうのです。(今の段階では治療哲学の是非は取り上げません)
まあお互いに力づくで喧嘩をやめさせられたら不服が残りますね。
東洋医学は喧嘩が起きる前に、または起きてる時に、喧嘩そのものに対してアプローチせず、もともと双方の差があるのが問題だとして、その差を中和してしまいます。
そうすると喧嘩にならないし、喧嘩が起きても差を少なくしておけば喧嘩のエネルギーの放出を少なくすることができます。結果、疾病や痛みが起きにくくなります。または弱い症状で済みます。
ただまったく差がなくなることはありませんし、差がなくなったらそれはそれで生命ではありません。しかし差がありすぎてもいけないのです。適度な差を作り、そうなると循環が起きるようになってます。循環しているというのが機能的に生きていることなので。
東洋医学の治療はその差を中和して少なくするといってもいいのかもしれません。
上と下の差、右と左の差、表と裏の差、光と影の差。
なんでも格差があると問題が発生するので、暴動や疾病が起きる前に、または大きくなる前に対策しなくてはなりません。
どこに差が生まれているのか、どこに喧嘩があるのか。
それらをFTなら効率よく見つけられますよ、ということです。