感覚って 2
こんばんわ。karada89 です。
前回の続き
感覚でエネルギーの種類を分けることができるとなると、それは FT で可能なんだろうか。
FT って人間の五感のうちの触覚なんだけど、ずーっと FT やってるとなにか触覚以外の感覚もわかってくる、ような気がしてる。FT がそういう特性をもっているというよりも FT を毎日やってると元々備わってる感覚が研ぎ澄まされてくるような感じ。呼び起されるとでもいうのかな。
で、その呼び起された感覚って五感のどれかというと、もうそれはわからない。第六感といわれるものなのかもよくわからない。第七感かもしれないし第百感かもしれないし。
とにかくなんか感じる。
とにかくなんか感じている数ある感覚の一つに うんちがお尻の穴を通過している最中のあのような感覚ってのがある。わたしの場合だけど。
で、それはどんな時に感じるかというと、患者さんの症状がまだ取れてない、もしくはこのまま治療を終了しても回復しないだろうっていうとき。うんちが通過してる感覚といっても臨床中に実際自分のお尻に感じてるわけじゃないんだけども。
うんちがスッキリ出きってしまった感覚なら改善するなと思えるんだけど、まだ直腸に残ってる感じだとあまり治療成績は良くない。詰まってる感。
この詰まってる感は何が詰まってるのかというとそれはわからない。「気」なのかもしれないしそれ以外なのかもしれないし。
ちなみにこの詰まってる感じは sm と st とは関係ない。
st でも詰まってる感がなければ良くなっていくことが多い。
感覚の話が個人的なものであるので、うんこが詰まった話はとりあえずおいておいて・・・・
感覚って、極端に言えば自分だけのものだと思う。
カレーライス食べて
「これちょーうまくね?」
「うんうん!すげーうまい!」
って瞬間、同じ感覚になってる気がするし、そういう状況だとなにか相手と一体になれたような感覚になるけどこのカレーがおいしいと感じてるその感覚はみんなその人だけのもの。
このそれぞれの感覚を正確に「こんな感じ」って他者に伝える事ってできるんでしょうか。
伝えるとなると伝えたい相手に自分と同じ事をさせて体験してもらえばいい気もするけど、やっぱり人それぞれ感じ方は違うわけで。
自分で何言ってるのかわからなくなってきた(笑)
治療に関してだけど、この感覚というのを可能ならば、文字にして文章にして、そして FT とリンクさせたいと考えています。そして他者に正確に伝えることができるようにしたい。
FT っていう技術(ハードウェア)身体に覚えさせて、一方で診断学(ソフトウェア)を頭に叩き込み、そのハードとソフト両方を臨床で使い、そこで感覚を養っていく、それをソフトウェアにフィードバックして上書きしていく。
ハードウェアはその人の感覚ではあるんだけど FT という技術が感覚を養う入り口になっている。そしてその技術の内容は sm(スムース)と st(スティッキー)の二種類でありそれもわかりやすい。sm st って感覚でありながら言葉で伝えやすいんじゃないかな。