毎日の仕事への意欲!?
こんばんわ。karada89 です。
さてさて、私の中の
「st sm 論争」
は、ひとまず落ち着かない、という形で落ち着きました。
そんでは、次に何を試行錯誤しようかな。いろいろありすぎて困る。
とりあえず今思っていることをつらつらと・・・
そもそも FT をやりたい!と感じたのは、職場の先輩がそれを勉強していたからです。そこで知りました。
患部が st で、それを sm にすれば治癒、なんて非常にわかりやすい。これはいいと喜びました。
それまでの治療は痛い個所が術前にくらべてやわらかくなっているかとか、動かして痛いところが痛くなくなったか痛みが減少したかくらいしか指標がなかったんですね。みんなそうだと思いますけど。
お医者さんみたいに血液検査ができるわけでもないしレントゲンやMRIがあるわけでもない。そのなかでどうやって診断して治せるんだろうって考える前に絶望感をもってましたね。この職業を選んだこと自体後悔してました。あ、それは今も良く感じるわ(*´Д`)
診断・治療ができなくて、それにより治せないことがお客さんに申し訳ない、とかそんなことは思ってませんでした。そんな素敵な感想ではなかった。
FT を知る前はこの仕事自体がただの苦行でしかなかった。
もうひたすら 仕事つまんねー(*´▽`*)
そして目の前のお客さんに対してひたすら 恐怖!!!
そんな毎日でしたね。
でもわたし馬鹿なので「これをみんな我慢してやってるんだ。弱音はいたら負けなんだ・・・」って弱音はいてました。あとよく発熱してましたね。今でもあのときこの道をとっととやめときゃよかったて思ってるもん(笑)もう相当ストレスでした。いや、ストレスです。
この仕事を辞めちゃえばよかっただけなのに、どうにかこの不安から脱しなきゃって発想でうごいていたんだなあ。不安感が原動力。穴空いたからね、十二指腸に。
まあそんななかの FT との出会い。地獄のなかに降りてきた一本のクモの糸。速攻掴みましたね。
あーーー。やっちゃったな俺。
不安で弱ってる時に掴むものって大抵次の不安に繋がるよね(笑)ん?ということはあの時仕事辞めても辞めなくても不安に変わりはないってことか?まあそんなメンタルな話はいいや。
とにかく掴みましたよ。掴んでしばらくして講習会に参加し始めました。FT塾。
これでこの道で食っていける!しかも同業と差別化できる!!!しめしめグフフ・・・これで儲けられる!不安からの脱出だ!v( ̄Д ̄)v イエイ
もうあれですね、この道を選んだ動機はなんなんだおまえ!って感じですよね。先生じゃないね。人に聞かせられないわ。
まず 講習会に行くにあたって、東洋医学原論と漢方治療原論の二冊を買って読みました。なにこの本超たけーーー(;´・ω・)
基本的な診断・治療手順を覚えましてた。手掌診やって 脈診やって 腹診やって センサーの形覚えて 磁石使って イオンパンピングコード使って st sm st sm st sm st sm st
sm・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
なにこれわかんね!!!(゚Д゚;)!!!
え?俺だけ?もしかして俺だけ?みんなわかってんの?うそでしょ?またまたあ・・・教科書通りになってんの?まじで?本気で言ってる?
どこが一本のクモの糸じゃい!!!!
新たな不安と混乱のはじまりはじまりい~。
いやあ。st と sm は感覚的にわかるようになったんですよね、多分。けどね、診断から治療の進行が全然教科書通りにいかない。そうならないことばっかり。手掌診からして違うから!(わたしの場合だけかも、だけど)
と思いきや教科書通りにやって家族のインフルエンザとか30分で治っちゃうときなんかもあるんですよ。なんじゃこりゃ。
あとこまったのは、この教科書通りにやって治ればそれだけで相当の施術時間短縮なんだけども、それでもわたしの業務上だと時間が足りない。磁石置いて診断する暇もないし、鍼して IPコード つなぐのも面倒くさい。そもそも診断できてないし!
そこから FT を使って治療されている 吉本英夫 先生 の論文を読んだりしていろいろ自分なりに補おうとしてみてはみたものの、やっぱり教科書通りに治らない。そしてたまーに治る。
悩みましたね。何に悩んでるかわからないことに悩みました。まず何が間違っているのかさえも良く分からなかった。FT の感度を上げるためにいろいろ訓練法をしてみたり、FT 使用時にいろんな音や文字や絵をイメージしまくったり。
それでも診断ができないと治療にならない!って思いからいろいろ試しました。
診断できないと患者さんになにが原因か伝えられないじゃないですか。
診断した結果治らないと、診断が間違ってるから患者さんへの説明に重みが出ないじゃないですか。
「また来て様子みせてくださいね~」
ってお客さんに言うのが恐怖。本当に 恐怖(゚Д゚;)
でもほかにやりたいなって思える治療法がなかったんですよね。
だからこれに必死にしがみつきました。俺を救ってくれよお!!!!この不安から助けてえ~って感じです。
そのままの思いで今日まで来てます。なんか被害者ぶってるみたいな文章ですね(笑)
でも、治療を辞めずにいままで来たのはやっぱり FT のお陰の部分は大きいです。毎日の仕事がただの仕事じゃなくて、研究所みたいになってました。研究と技術の試験場としての職場は考えてみれば幸せなことなのかもしれません。
こうしてブログに成果を書こうと思えることを持てているわけだしね。
なるべく成果が出たら記事にしていこうと思ってますので、なにか感じることがあれば見ていってくださいね(#^^#)